皆さんが読書を最後にしたのはいつでしょうか。
一年ほど書籍を買ってもいないし見てもいない
という人がほとんどだと思います。
実際に人々が読書をする割合というのは年々減っていて
これから読書をする人自体がレアになっていくと思います。
デジタル化が進んだ現代だからこそ、バランスをとって
アナログを意識的に取り入れていくことが大事だと思います。
ですが、本は高いし最後まで読み切れないし、
なかなか腰が上がらない人が多いと思います。
そこで今日は読書の魅力についてお話しします。
心が安らぐ
読書に没頭した経験が一度でもある人にはわかると思いますが、
読書をしている間は心を平穏に保つことができます。
科学的根拠はありますが、ここでは割愛します。
人々はみな、多かれ少なかれ悩みや考え事を抱えながら
日々の生活を送っています。
しかし、本を読んでいる間はそれらのことを忘れ、
一心に目の前の文字を読み、イメージを頭の中で
広げることに集中できるのです。
その間はスマホの通知も切り
ひたすら本に集中するのです。
そうすることで心を乱す余計な思考を
排除することができます。
一種の瞑想状態とも言えます。
これを定期的に繰り返すことで
精神的にコントロールが効くようになります。
読解力、語彙を身に着けることができる
本にも様々な種類がありますが、
堅い本であればあるほど文章の
難易度がグッと上がっていきます。
特に昔の洋書を翻訳したものは
かなり独特な言い回しで読解力を必要とします。
また、日常生活の中では触れたことない単語や
まったく意味の予測がつかない難読な単語にも
出会うことができます。
それを調べ理解して読み進めていくことで
自分の中のボキャブラリーが増えていきます。
我々人間を人間たらしめるものは
言語を用いたコミュニケーションであると思います。
その言語というツールを増長させていくことは
人との関わり合いの中でうまくいく方法だと思いませんか?
私たちはまだ、日本語を思う存分使いこなせていません
世界でも有数の難易度の言語の高みを目指すのも
これから人生の楽しみになるのではないでしょうか。
価値観の共有
本は多くの人が執筆してこの世に本が出回っています。
特にビジネス書などは筆者の個人的な
感覚、思想、善悪の思考が主体となって
その本の中身を形成していきます。
これらに触れていく中で筆者の考えに
納得したり、反発したりを繰り返すことで
自分の中の価値観を再認識することができるのです。
そうして、その次の段階では筆者がなぜその考えに至ったのか
歩み寄って考えるようになります。こうして自分と違う価値観も
許容して共有できる、器の大きい心を手に入れるのです。
本を読むと人にやさしくなれる、とでも言いましょうか。
自分以外の頭の中を覗いてみると
価値観がグッと広がっていきます。
無限に時間を潰すことができる。
暇つぶしに困っているのなら本を読むべきです。
何時間も何日も無限に時間を潰せます。
そして、時間を消費してしまった、という感じではなく
心が刺激され、いい時間になったと感じるはずです。
今この記事を読んでいるあなたも、これを読み終わったら
本を一冊手に取り、1ページでも読んでみてください。
有意義な暇つぶしができるようになります。
今こそアナログの楽しみを
デジタル化が急速に進んでいる現代において
あえてアナログの趣味を持つことは
大きな意味があると思います。
そしてデジタルの趣味というのは
比較的、受動的になりやすい側面があります。
趣味というのは、受け手側
つまり消費側に回るほどリソースを奪われていくものです。
そのような趣味ばかりでは精神衛生上あまり良いとは思えません。
自ら行動し手に入れる楽しみを
読書で感じてみることはとても価値があります。
周りの人との差別化をすることにつながるので
積極的に読書をしていきましょう。
筆者おすすめの本
私が最近読んだ本の中でとても良いと思ったのは
「夜と霧」という本です。
歴史的な名著なので説明は割愛しますが、
この本には読書の醍醐味がすべて詰まっていると思います。
- 難しい言い回しによる読解力の強化
- ほとんどの人が体験できないことを文で疑似体験。
- 自分の過去の経験と照らし合わせることで
過去の自分が救われる体験をする
これらの三拍子がそろったとんでもない著書でした。
本が人生を変えた。なんていう人がいますが
決して誇張表現などではないなと思いました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今まで読書に興味がなかった人でも
この記事を読んで少しでも気になってくれたら幸いです。
本を手に取り豊かな人生にしていきましょう。
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